一度は泊まってみたい宿「しこつ湖鶴雅別荘碧の座」のロビーの壁、約100㎡を左官で表現させていただきました。こちらの宿のコンセプト、「北の縄文から受け継がれてきた地の物語に現代の息吹を吹き込むこと」にちなんだ貝塚をイメージした土壁です。近くの貝塚に見学に行き、イメージを膨らませ、左官研修センターにて見本を繰り返し作成し、リアルサイズでの試作もしました。しじみ貝を大量に使うため、しじみ醤油屋さんから分けてもらい、エイジングをして、ひとつひとつ壁に埋め込んでいきます。できあがった土の大壁は、大迫力で設計の先生やオーナー様にも大変喜んでいただきました。おかげさまで、暖炉にある高さ５mの大きな煙突。こちらの施工のご依頼もいただきました。

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